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執筆者の写真akikotoho

植物の動きとは何であるか

更新日:2022年2月28日

とのお問い合わせをいただきましたので考えてみました。


「私たちは環境問題への気づきを大切にしつつ、ダンスやパフォーマンスを制作しています。また、東京やベルリンの人間以外の植物に触れ、その出会いを記録していっております。


今回は先生がガーデンニングの中での経験談を含めて、植物との対話や先生にとっての植物の動きは何であるか(抽象的で申し訳ありません)お伺いできればと思っています。上記の質問は特にコラボレーターのアレックスが興味を抱いていることですので、今回お願いいたしました。」


▶植物との対話や先生にとっての植物の動きは何であるか(抽象的で申し訳ありません)


無駄なエネルギーを使わず、シンプルでなすがままなところ。

より多くの光を求めて自らを高め、種の継続のために生きることが他の生き物たちへつながることになる。それらは循環してまた植物へと帰っていく。


私は地球全体で一つの生命体だと思います。

全てつながっていてそれぞれの役割がある。植物は生産者、エネルギーを自分で作りだして多くの生き物に還元していくもの。動物は自ら食べ物を求めて動いていくものですが、植物は足が生えて動かずとも環境に合わせて工夫し生命活動を行っています。

人が生きていく上での知恵を色々と学ぶことができると思います。

発芽を見て驚きと喜びを感じ、成長し花が咲く美しさに心躍り、種ができ、枯れていく様を見て命には限りがあり、また枯れ行く姿も輝いていると感じさせてくれます。

すべての営みに意味があり、自然と共に生きているのだと実感できるのがガーデニングであり、その感動を共有できるのがコミュニティガーデンの楽しさと魅力だと思って活動をしています。

人は植物があることで生きている、自分も自然の一部なのだと、花を愛でて慈しむ体験から自ずと感じられるのではないでしょうか。


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