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執筆者の写真akikotoho

花壇のお手入れの仕方

更新日:2021年3月18日

今日は雨でコミュニティガーデンのお手入れができません。

お手入れの仕方をまとめました。


落ち葉かきはとても分かりやすいと思います。

まずは落ち葉を取り除くだけでもすっきりとした花壇に見えます。

冬の間の生き物の住み家になっていることもあるので、落ち葉だまりがあってもいいのかもしれません。

大きな葉っぱはクシャクシャに細かく砕いで奥の方に敷いておくもの一つかな、と思ったり。


お花は生殖器官の一つです。

花が咲いた後には種ができます。

種をつけると次の子孫を残すことに全力を注ぎます。

私たちはお花を楽しみたいので、種付けはちょっと辛抱してもらうため

咲き終わったお花は、早めに摘み取ります。


咲き終わったお花のことを「花殻(はながら)」と呼びます。



①ユリオプシスデイジーなど

花茎の元から切り取ります。

ハサミを使った方がいいでしょう。


②パンジー、ビオラなど

次々と咲いてくるので、マメに摘みます。手でも取れます。

お花も腹八分目ならぬ 「花八分目」で摘み取ってしまいます。

毎日お手入れしている場所ならいいですが、時々しかお手入れしない場所はちょっと早めに取ってあげましょう。


こちらも花茎の元の方から取ります。


③ストックやキンギョソウは

先端につぼみがついて、下の方から次々と咲いていきます。

最初は、茶色くなった花だけ摘まんでいてもいいのですが、脇芽が成長するのを優先するために早めに一番高い花房を赤い線のところでカットします。


これは、【頂芽優勢(ちょうがゆうせい)】と言って一番高い芽に優先的に栄養が送られるという植物の性質があるので

そのてっぺんを取ってしまうと、下の芽に栄養が行くというしくみを利用します。


言い換えれば、てっぺんがいることで、下の芽の成長が抑えられているのです。



会社の社長がいなくなると、「次は俺の番だ!」と部下たちが頑張って伸びる


という社会の仕組みと一緒です。


とお話しすると

とても皆さん納得してくれます。特におじさま方は、苦笑いしながら^^

てっぺんを切った時には、育つための栄養も一緒に補ってあげるとよりスムーズに伸びていきます。追肥ですね。


移植した時に花芽をすべて取るという方もいますが、

植えた直後に何もいろどりがないのは寂しいので私はあまりやりません。

最近の苗は分枝する性質が強いものが多いので、てっぺんを切らなくても次々咲いてくれるものも多くなってうれしいですね。





森下公園の「森の子575」花がら摘みのやりがいありそうですよ~(^^♪

腕章をしてお手入れしてくださいね。

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